コイルに使われる積層加工とは?
コイルを巻く電磁鋼板は、従来は鉄を焼結後、切削加工していました。これを、薄い金属板を積み重ねて、順送金型内でカシメ成形をするのが、積層加工です。切削をしないことでコストを40%ダウンしました。
形状や積層数は、いかようにもご要望にお応えします。
また、積層構造にすることで磁場が作りやすくなり、より高性能なモーターを作ることができるようになります。また、金属板一枚一枚の間に絶縁体を重ねることも可能です。形状や積層数はご要望にお応えできますし、高い精度を実現することができます。
開発事例
切削品のプレス化
開発の狙い
項目 | 着眼点 |
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新工法 | 積層加工(プレス内でカシメ成形) |
低コスト化 | 加工法見直しによる工程短縮 |
新規性 | 無切削化 |
工法
従来品 |
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コスト 100 |
開発品 |
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コスト 60 |